キャバクラプソディ

人生初のキャバクラに行きました

 

その日は新宿で飲んでいた

許可証とか知らなそうな外国人(偏見)、性病100種類持ってそうな女、ヒョロヒョロなのに肩で風を切る男

新宿ってインターネットみたいな街だった

だけど不思議な緊張感がある

失う物が何も無い人間が一番怖い

酒が入ると調子に乗る俺もさすがにこの町では背筋が伸びる

 

話戻ってキャバクラの話

終電を逃し宿か朝まで飲める店を探していたところガタイと愛想が良いしつこいキャッチに捕まった

繁華街で飲み慣れてない人間がメンツにいるとこういう事がある(最初からキャッチに捕まる気でいたのかも)

おっぱいかキャバクラかを聞かれた、本当はおっぱいが良かったけど彼女がいるから行けなかった

キャバクラはそもそも興味が無かったから嫌だったけど半ば強引に知人たちに連れて行かれる

 

最初に隣に着いたキャバ嬢は整形感強い子だった

出身とか今日何してたの〜とかそういう身の無い話をする

途中、俺が金の無いつまんない人間というのがバレたのか「気を使うタイプでしょ〜」とか「手めっちゃ綺麗!」とか弱者男性用テンプレートみたいな褒めをされて嫌な気分になった

 

二人目に付いた子は丸顔の若い子だった

体験入店の子らしい

金の無い奴には体験入店を当てがうのかな、知らんけど

話がつまんないけど趣味が合うのは良かった

本当はもっと細かく書きたいけど身バレの可能性を少しでも下げたいし、そもそも楽しくなかったから書くことがない、オチもない

 

キャバクラって何が楽しくて行くんだろう

風俗で良いよね

おしまい